Aide-Memoire

主に僕の日常。

20180828

日付を越えてしまいましたが28日の更新ということで。

 

このブログを更新するのは5月以来ということで数カ月空いてしまいました。

この約3ヶ月の間で僕の人生が大きく動いたということは、以下をお読みになれば誰もがそう思うところとなるでしょう。

順を追って書くことにしますか。

ブログなのでCCFとか気にしません。

書きたいように書きます。

(読み返すと文章がヘラってます、ははは...)

 

私が大学院に進学した理由の1つとして「出口は国家公務員」という目標がありました。

国家公務員というのも皆さんご存知の通り(?)、大きく3つの職種があります。

いわゆる「官僚」と呼ばれる、国家総合職。

「ノンキャリ」と呼ばれる(あまり言われてないかな)、国家一般職(国専も含む)。

国防関係機関等で働く、国家特別職。

この中で私は、最初に書いた「国家総合職(以下、国総)」を志望していました。

所属している大学院は一般的な修士課程ではなく、専門職学位課程というものです。

まぁ扱い上は修士課程と同様なんですが...。

詳細を書けば特定が容易なので(もうほぼバレてそうだけど)省略しますが、まぁそういう所属なんです。

国総の勉強中は正直何度も心が折れました。

4月末の1次試験(択一)もいまいち点数が伸びなかったし、1次は通っても2次の専門記述(5月末)で詰むなぁとか思っていました。

なんだかよく分からないまま試験をこなしていき、運よく筆記は通りました。

通ったものの決して高い点数ではないだろうと察していましたので、面接と政策討議でどれだけ点数を伸ばせるかだなぁとぼんやりと考えていました。

一方で、就職活動も並行させていました。

民間の就職活動はESを1社(某シンクタンクM)に出して、でも民間志望じゃないからやっぱり違うなと続く選考を辞退。

政府系機関(独法とか)の就活を進めて、人事の採用担当者に気に入ってもらえたこともあり複数社内々定をいただきました(もらったのは6月半ばだったけど)。

6月末に国総の最終合格発表があり、なんとか合格することが出来ました。

なんとかとは書いたものの、同区分合格者の上位1/3の席次に食い込みました。

いよいよ7月の官庁訪問です。

ここまで読むと、「なんだよ、それなりにいい感じで来てるじゃん」と思われそうですよね。

 

心理的な葛藤を除けば、事実だけを見れば、確かにここまでは順調でした...。

 

僕は自分が何か努力をするのに、理由が必要なタイプの人間です。

(これは改善の必要がある部分だと自覚しています...)

例えば、お金を貯めるとしましょう。

なぜお金を貯めるのか、貯めたお金の使途は何なのか、そういうものが明確にならないとお金を貯めることすらうまくいかない人間です(くそだな)。

 

そしてここが一番問題なんですが、これまでの僕は自分が努力する理由を他人に求める傾向にありました。

これはたぶん、小さい時からそうだったんです。

幸か不幸か、自己肯定感の低い僕という人間は、自分のために何か努力するということが苦手らしいのです。

向上心とか、昇進に対する意欲のようなものはむしろ強いです。

しかし、その理由の背景には承認欲求が強くあるのかもしれません。

特定の人から認められたい、必要とされたい、だから努力するんだ、頑張るんだ。

そういう意識が非常に強いのかもしれないなと、自分では客観的に理解しています。

そしてその矛先が、特定の人、当時の彼女だったのだと思います。

彼女のためならいくらでもお金を貯めることもできた。

彼女のためなら勉強にもうまく時間を費やして試験に合格するに至った。

僕が何か物事を成し遂げようとするときには、必ずと言っていいほど外発的な要因があり、過度にそこに依存する形で自分を保ってきたんだと思います。

教育心理学でいう、学習の外発的動機づけが極端化した感じなのかな)

 

しかし、人間関係における過度な依存は好ましい結果を生みません、いや、生むこともあるかも知れないけど生まない場合の方が多いのではないでしょうか。

例によって僕はその典型でした。

確かにこのことは一因でしかないのですが、この後僕は彼女との関係を終えることになります。

大学院入試の時に最も近くで支えてくれた彼女。

公務員試験や就活の時も支えてくれて、誕生日だって祝ってくれた。

彼女だって仕事もあれば、色々と大変なことだってあったはずなのに。

僕が彼女に色々と無理をさせてしまっていたのは事実です。

僕にはあまりに余裕がなくなっていました。

(別れを決断させてしまう決定的な要因はまた別のところにありますが、これこそ本当に自分に非があって、彼女には申し訳ないことをしてきてしまったと本当に後悔しています...)

先述の通り、このことは破綻の一因です。

全部ではありませんが、1つの原因ではあると思っています。

(ごめんね、本当に色々と申し訳なかったと思っています)

 

官庁訪問は、第3クールに呼ばれていくと2軍部屋でした。

2軍部屋の中でも選考プロセスに差があることは明らかだったので、見込みはあまりないと悟ってしまっていました。

僕の官庁訪問はそこで終わりました。

(厳密にはもう少し色々あったけど、今回は割愛)

就職の失敗、最愛の人との別れ。

加えて、家庭状況の悪化、遭遇したくないイベントの襲来。

最近の自分は、なんだか色々なことが短期間で起きたことによりショート寸前なんだなと感じています。

 

8月28日。

彼女との関係が続いていれば、この日が周年記念日でした。

別れてからまだそんなに経っていませんが、本当に色々なことが起きて自分がそれらをうまく消化できず、消化不良の矛先としてこの日の自決を考えていたほどでした。

命日を自分で決められるって、自己決定権の最上位にあるような気がして。

 

進路について親と話すも、合意を得ることはできませんでした。

自分の人生なのに自分で決められないの?

そう思う方もいらっしゃることでしょう。

優柔不断故に決定できないのではなく、私にはもはや自己決定権がないのです。

そう書くとまた色々と問題が沸き起こりそうです(し、感情に任せた悲観的な物の書き方だと、読み返して反省しました...)

家族問題については、今後機会があれば書くかもしれません。

来年以降、大学院修了以降の自分の進路がどうなるのかは、まだ不明です。

内定先にそのまま就職するのか、辞退して2度目の官庁訪問を行うのか。

それともそれらを両立させるのか...これは正直、非現実的だと思いますが。

親との関係が決して悪いわけではありません。

ただ、話し合いが並行線上にあるという点で、なかなか納得が得られない現状に少し行き詰まっているだけなんです。

 

色々なことがありました。

本当なら28日を命日にしようと考えていました。

それでも僕はこうして生きて、29日を迎えています。

僕の自決を防いだのは、今日の彼女とのLINEだったりする訳ですが。

それでも逝こうと思えば逝けた訳で。

逝かなかったのは、逝く日を先延ばしする理由ができたからというのが正直なところです。

この文章、あの子が見たら何を思うんだろう。

いやまぁ、ドン引かれるのは分かっていますが...

感情に任せて書いた文章なんて、人に読ませられるものじゃないですね。

一人称も何回も変わってるし。

 僕は成長しないといけなくて、でもこれは義務じゃなくて、自分が変わりたいから成長したいんだけどなぁ...

 

それで、原点回帰だと思ったんです。

自分の魅力を高めるためのStrategyを考えようと。

"僕の考える最強の彼氏"像(煽りではなく)の追求が、押し付けになっているし私が求めるものと必ずしも一致しない、と指摘されたこともありますし、自分の考える理想像が必ずしも他者から受け容れられるものでないことは理解しています。

「理想像の追求なんか、するだけ無駄だ」と思う気持ちもありますが、魅力を増したいと思うのもまた正直なところで、このことが諸刃の剣であることはよく分かっています。

自分を磨くために、自分をよく理解することが必要なんです。

外も中も、磨きたいじゃないですか。

自分の考える魅力、なんてものが他者にとっての魅力ではないにせよ(僕は正直、他者には無関心なのでその辺はどうでもいいと考える傾向が...)、特定の誰かにとっての魅力を自分のものにしたいという気持ちは、なかなか捨てられないんですね。

考え方を根本から変える必要があるのかもしれないけど。

だから僕は、自決を延期する理由となったその日までは、自分にできる努力を小さなことでもいいからしていこうと思っています。

どうせ1度死んだ人生だ、少なくとも延期する理由ができた以上は、その日までは努力してみる価値があるんじゃないかな。

そう思えた理由が、彼女だともし本人に知られたら、その時こそ自尽すべきなんだろうな、なんて。

 

 

追記 :

彼女のことは今でも大切ですし、正直に言えば大好きです。

上にこんな記事を書いてしまいましたが、僕には何をどうしても彼女が大切な存在なので、どんな道を歩むとしても幸せになって欲しいという気持ちが強いです。

彼女の人生の中に、少しでも自分が居られたことに感謝していますし、これからも笑顔で楽しく生きて欲しいです。

こんなに愛おしく思えて、大切な存在に出会えた。

人を愛するということを教えてくれた大切な人

僕が愛するということを本気で経験した大切な人だからこそ、幸せになって欲しいな。