20190817
1年前の自分へ。
君は今頃メンブレ寸前で、傍から見れば甚だどうにかしていたと思う。
就活も思うようには行かず、プライベートも色々あって、家も少し荒れていたし、なかなか大変な時期だったね。
君の気持ちは分かるが、一方で君は少し冷静さに欠けている。
有事の渦中にいれば仕方ない部分もあるが、冷静さと理性に欠いていたが故に喪わなくていいものを喪ってしまうこともあるのだと、1年後の自分は理解しているよ。
1年後の君は、環境こそ変われど何とか毎日働いて生きている。
時には仕事に嫌気が指したり、転職したいと感じたりする事もあるが、それでも今のところは何とか続けられているよ。
君の中のある君はあの日に滅び、違う君として今を生きている。
どちらも君であることに変わりはないが、彼の君は此の君とは違う。
その遷移の呼び名はなんであってもいい。
だから間違っても、どうにかなってしまおうだなんて考えないでほしい。
その後の人との出会いが君の価値観に大きく影響を与えるから、君にとって今がしんどい時であったとしても、悪いことを考えてはいけない。
反省すべくは反省して、何が悪かったのかをよく考えてから前に進めばいい。
君はそれができない程の愚か者ではないのだから。
それから、自分の価値を適切に測りなさい。
価値は逓減する物ではなく、高めていく物であるということを知るべき。
他にもたくさん伝えるべき点はあるけど、最低限それらだけは胸に刻んでおいてほしい。
未来の自分へ。
何が起きても、冷静さと見極める力、その先を見通す力を欠かしてはならなりません。
感情は二の次で充分だから、常に理性で対応できるように自分自身を支えてあげて欲しい。
自分しか自分の人生は歩めないのだから。